[塩野家住宅/あとひき煎餅 塩野]
店舗の前の、無造作に置かれた自転車。
カメラを構えながら、自転車の主が立ち去るまで、シャッターを待つべきか否か、一瞬、ささいなことなのですが、絵作りに迷いました。
でも、答えは、これでアリなんだ… ありのままの川越の光景です。
建築には専門外の私でも、このひと味違う蔵(くら)の表情には、何か理由があるのかと考えてしまうのです。
一階 軒(のき)の、瓦(かわら)の葺き方の違いも、理由のひとつかも知れません。丸瓦(まるがわら)と平瓦(ひらがわら)が、交互に組まれた、本瓦葺き(ほんかわらぶき)の屋根となっています。
春の喜多院 山門(さんもん) 屋根は本瓦葺き(ほんかわらぶき)
桟瓦葺き(さんがわらぶき) 蔵造りの町並み
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