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一番街通り(いちばんがいどうり)には、江戸の面影を残す、貴重な「蔵造り(くらづくり)の町並み」が、今も現存しています。

原家住宅と時の鐘のある早朝の風景
箱棟(はこむね)や大きな鬼瓦(おにがわら)、重厚な観音扉(かんのんとびら)など、蔵造り特有の意匠は、見る人の目を飽きさせません。
川越の地に繁栄をもたらした、商家町(しょうかまち)のたたずまいを、お楽しみいただけます。

[ 祭りと蔵造りの町並み ]
普段、落ち着いた様子をみせる蔵造りの町並みも、祭りの日ともなればにわかに活気づき、町の人々は様々な準備の仕上げに追われます。

蔵造りの風景と 氷川神社 神幸祭の猿田彦
「川越桜まつり」「川越百万灯(ひゃくまんとう)夏まつり」、そして秋には、年に一度の一大イベント「川越まつり」が催されます。
季節に応じ、蔵造りの町並みは、様々な表情でもてなし、訪れる人々を飽きさせません。
[ 時の鐘のある風景 ]
時の鐘(ときのかね)は、今から約400年ほど前の、寛永年間の建立と言い伝えられます。
現在、私たちが目にする鐘楼(しょうろう)は、過去の度重なる火災によって焼失を繰り返すも、明治26年に発生した川越大火(かわごえたいか)では、四代目として翌年に生まれ変わります。

川越の街に鐘の音を響かせます
三層からなる構造で高さは約16mとなり、創建時から人々の暮らしに向けて時を報せ、川越の街に鐘の音を響かせてきました。
また、平成8年には「残したい日本の音風景100選」に選出されています。

[ 雪さんぽ 蔵の町 ]
雪かな… と思ったら、あっという間に蔵の町は雪化粧。黒漆喰の蔵の大きな屋根にも、黒々と濡れたアスファルトの表通りにも、雪はへだてなくあたり一面を、真っ白な汚れのない世界に変えてしまいました。

境内に降り積もる雪と鐘楼堂 雪の新河岸川の風景
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