[ 時の鐘 市指定有形文化財 ]
時の鐘(ときのかね)は、今から約400年ほど前の、寛永年間の建立と言い伝えられます。
永きにわたり 祭りを見守り続けてきた 時の鐘の櫓
現在、私たちが目にする鐘楼(しょうろう)は、過去の度重なる火災によって焼失を繰り返すも、明治26年に発生した川越大火(かわごえたいか)では、四代目として翌年に生まれ変わります。
三層からなる構造で高さは約16mとなり、創建時から人々の暮らしに向けて時を報せ、川越の街に鐘の音を響かせてきました。
また、平成8年には「残したい日本の音風景100選」に選出されています。
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