普段は、落ち着いた町の雰囲気も、祭りの日ともなれば、蔵の町はにわかに賑やかさを取り戻します。
春には「川越桜まつり」が催され、多くの観光客で町は賑わい、人々は、桜の花を求めてそぞろ歩きます。
また、夏の風物詩として人気の高い、「川越百万灯夏まつり」。一番街の蔵の町には、ズラリと提灯(ちょうちん)が並べられ、日暮れの合図とともに灯が点り、夏の夜を人々は涼をもとめて集い、薄暮の頃の町並みをそれぞれに楽しみます。
そして秋ともなれば、関東に名をはせる、年に一度の「川越まつり」が催されます。一番街の蔵の町には、絢爛豪華な数台もの山車(だし)が繰り出され、多いに賑わうのです。
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