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[ 連雀町 道灌の山車 ]
山車(だし)の下部、せいご台の下に設けられた出っ張り、轅(ながえ)には、ねじれを戻された曳綱(ひきづな)が、きれいに巻き取られました。
曵き手たちの手を離れた曵綱が、ダラダラと、地面の上に放り出されたままでいることは、まずあり得ないのです。
職方(しょっかた)の一人がそこへ体重を預け、会所横のスペースへ、山車を納めるための準備を始めました。山車はすでに方向を変えられ、先の写真で紹介した、キャスター状の小さな六つの、謎の車輪も外されています
。
回り舞台となる、回転台の上枠と下枠の隙間には楔が押し込まれ、不用意なズレを防ぎました。
[ 川越市 猩猩の山車 曵綱 ]
川越市 猩猩の山車 巻き取られた曳綱
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