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江戸の「天下祭(てんかまつり)」を川越に甦らせた、絢爛豪華な山車(だし)行事。小江戸川越の名を馳せるにふさわしく、一年で最も賑わいをみせる祭りに観光客は胸躍らせます。
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川越まつりの起源は古く、三百五十余年前、慶安(けいあん)元年(1648)に遡ります。
時の城主、松平伊豆守信綱(いずのかみのぶつな)が、江戸の「天下祭(てんかまつり)」に習った「神幸祭(じんこうさい)」を、川越の総鎮守(そうちんじゅ)氷川神社(ひかわじんじゃ)に奨励したことに始まります。
川越まつりの起源は古く 三百五十余年前に遡ります
[ 川越氷川神社 例大祭 ]
10月14日 午前10時より
川越氷川神社では、この日、年に一度の祭礼(さいれい)が厳かに執り行われます。
川越氷川神社 例大祭 巫女の澄んだ表情
本殿(ほんでん)前の斎庭(ゆにわ)にて奏でられる、格調高き雅楽(ががく)の調べのもと、大神(おおかみ)さまへの感謝の奉納と、氏子崇敬者(うじこすうけいしゃ)への健勝が祈られます。
そして、一週間後には神幸祭(じんこうさい)と川越まつりが控え、準備は氷川の杜で着々と進められるのです。
[ 神幸祭 ]
祭り初日 午後1時より
川越まつりの起源は古く、三百五十余年前、慶安(けいあん)元年(1648)に遡ります。
川越氷川神社 神幸祭 付き添う巫女と斎姫 そして猿田彦
時の城主、松平伊豆守信綱(いずのかみのぶつな)が、江戸の「天下祭」に習った「神幸祭(じんこうさい)」を、川越の総鎮守(そうちんじゅ)氷川神社(ひかわじんじゃ)に奨励したことに始まります。
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東京から姿を消してしまった山車が、今、川越の町で、江戸の祭礼様式を引き継ぐ貴重な祭りの主役として、人々の目を楽しませ、活躍しています。
祭りの山車には 賑やかに提灯が飾られます
[ 連雀町 道灌の山車 ]
連雀町(れんじゃくちょう)の山車が誇るシンボルは、川越城に縁の深い太田道灌(おおたどうかん)。人形は狩りをする装束をまといました。
連雀町の山車と 町方の若衆
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山車の曳っかわせ(ひっかわせ)を楽しむには、山車を追わずに、ここと決めた辻(つじ)で待つことの方が手っ取り早く、ポイントは「本川越駅前」「連雀町(れんじゃくちょう)交差点」「仲町(なかまち)交差点」がおすすめです。
宰領の拍子木を合図に 車輪を軋ませ 歩みだす山車
[ 曳っかわせ ]
曳っかわせでは、囃子や舞の競演が始まります。それぞれ町の男衆(おとこしゅう)が入り乱れて掛け合う声が、蔵の町に響き渡ります。
市内の辻のあちこちから 曳っかわせの光景が
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