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[ 時の鐘 早朝の風景 ]
さきのT字路から、ほんの数歩左へポジションを移すと、「大和屋(やまとや)川越時の鐘店」と「滝島家住宅(たきしまけじゅうたく)」が作るわずかな隙間から、あたま一つ分、「時の鐘(ときのかね)」が顔をのぞかせました。
家々の屋根を露が濡らし、一見涼しげに見えますが、ひとたび日が昇り、太陽が街中を灼きはじめれば、いつもの9月の残暑にもとどおり。
軒下に置かれた西日避けの鉢植えは、夕方になってもなお衰えぬ、夏の強い斜めの日差しから、店頭の大切な商品を、守ってくれることでしょう。
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