[ 元町二丁目 山王の山車 ]
囃子台の勾欄(こうらん)には、たくさんの木札(きふだ)や名入りの提灯が下げられています。
そのうちの一枚、中央のあたりに下げられた「壹番(いちばん)」の木札をご覧ください。
これは、十ヵ町(じっかちょう)の時代、川越の祭りで曳かれる山車の順番を決めたもので、「年番札(ねんばんふだ)」と呼ばれています。
[ 川越まつり 藩の時代の町割り ]
ちなみに「四番」は、幸町の小狐丸の山車が持っており、現存する物はこちらとあわせて、この二枚だけとなっているそうです。
[ 貴重な木札 二枚が現存 こちらは幸町の山車 ]
幸町(旧鍛冶町) 小狐丸の山車 「四番」の年番札
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