[ 幸町 小狐丸の山車 ]
囃子台(はやしだい)では笑いの面が、訪れる観光客に向けて、たくみな手さばきで踊りを披露。
勾欄(こうらん)には、ふんばる誰かの白足袋がのぞいています。たぶん、大カンを操る、青年のものに違いありません。
[ 手拭いを間違えて おどける笑い ]
調子に乗っておどける笑い面
どや顔の、調子にのった笑い面。おどける仕草の手ぬぐいで、目隠しを始めてはふざけます。
囃子台を囲む聴衆からは、くすくす笑いがしのびもれ、囃子手の熱気はさらに昂まって、もういっこうに、止む気配が見えません。
〆太鼓を支える枠に、氷川神社の守護札が祀られました。
[ わずかな音圧の違いを求めて ]
ボルト締めの〆太鼓の調整が始まりました
町内曵きまでの、わずかな時間も惜しみ、〆太鼓(しめだいこ)の調整に余念がありません。大カンは、左の柱の外にくくり付けられました。
[ 白熱する演技 ほっかむり こちらは通町の口曲がり ]
観衆は口曲がりの押しのある踊りに拍手で応えます
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