蔵造りの町「川越」にようこそ ご案内はわたくしノリックが… では ご一緒に。
[ 服部家住宅/服部民族資料館 ] 手前、原家(はらけ)住宅の、南側に面する中横丁(なかよこちょう)から通りへ向けて立ち、眺めた服部家(はっとりけ)住宅の、夏の日の午後の店の構えの佇まいです。 日射しに灼かれ、アスファルトよりの照り返しから人々は逃れると、甘味処や横丁へと涼を求めては、ひとりまた一人と消えてゆくのです。 この住宅の建造は、川越大火の直後に早々と、明治26年(1893)4月には上棟が行われています。