[ 小谷野家住宅／深善・フカゼン ]
蔵造りの住宅がひときわ密集するあたりに、小谷野家（こやのけ）住宅は店舗を美術表具店として構えます。
明治28年、総2階建てのこの住宅は、太物商卸問屋（ふとものしょうおろしどんや）山仁商店を営む高山仁兵衛によって、3年の歳月をかけて建造されています。
左には宮岡家（みやおかけ）住宅、右隣には平岩・水飼（ひらいわ・みずがい）両家住宅、通りをはさみ向こうには時の鐘（ときのかね）と、川越を代表する蔵造りや、そうそうたる歴史的価値の高い建造物に囲まれます。