[ 大沢家住宅 川越まつり 連雀町 道灌の山車と引き綱を操る若衆]
大沢家住宅(おおさわけじゅうたく)前に、祭りの日の初日の午前、まだ人もまばらな頃に、連雀町(れんじゃくちょう)道灌(どうかん)の山車が、車輪を軋ませさしかかりました。
五人囃子(ごにんばやし)が奏する賑やかな調子のお囃子(おはやし)や、神へ向けての奉納となる天狐(てんこ)の舞を、もう何百年も前からこの住宅は、年に一度の祭りの度に見守り続けてきたのでしょうか。
寛政(かんせい)の頃から、永きにわたり、川越の地に居をかまえる、町屋形式(まちやけいしき)をとるこの商家(しょうか)は、祭りの日の喧噪にあっても、まったく動じる気配をみせません。
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