[ 時の鐘 市指定有形文化財 ]
通りをはさみ、こちらの側の舗道いっぱいぎりぎりに身を寄せて、滝島家住宅(たきしまけじゅうたく)の、屋根がつくるわずかな隙間をみつけ、顔をちょこんとのぞかせた時の鐘(ときのかね)の櫓(やぐら)を眺めた景色です。
平岩 水飼家住宅(ひらいわ みずかいけじゅうたく)を背にしたあたりから、過去に幾度となく、この景色を愛でてはきているものの、今日のような雪の日には、なにか特別な趣きが添えられているようでもあり、ひとつ特をしたような気になります。
足下のジョギングシューズは冷たく重く濡れて、融けた雪の水を吸い込んでしまっていても、もうあまり気にしません。
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