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[ 脇田町 家康の山車 ]
ひときわ高く、そびえる櫓(やぐら)は、時の鐘。
[ 一番街通り 雪の日の風景 時の鐘 ]
雪の日の 時の鐘のある風景
創建は、今から四百年ほど前に遡ります。かつては、鐘撞き守り(かねつきもり)によって時が告げられて、今では町のシンボルとして、人々より広く愛されています。
家康の山車は、「札の辻(ふだのつじ)」あたりから、滝島家が建つ「時の鐘入り口」にまで運ばれました。
囃子台では、勾欄(こうらん)に足をかけ、千年を生きながらえて、神の使わしめとなった、天狐(てんこ)が身を乗り出します。
ときおり激しく、空を幣束(へいそく)で祓うと、白装束に白髪を乱しては、ここぞとばかりに観客をあおるのです。
[ 家康の山車 鉦を打つ女性 ]
狭い囃子台から押しやられ 鉦(かね)の女性は身を乗り出します
祭り囃子は葵(あおい)囃子連。ひょっとこ面で、巧みに扇子をあやつる踊りにつられ、観客は山車の回りに押し寄せて、蔵の町へ歓声を響かせます。
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