蓮謦寺(れんけいじ)の境内にはかつて、宝池(たからいけ)と呼ばれる池があったことから、寺は「狐篷山(こほうざん)宝池院(ほうちいん)蓮謦寺」と号し、市内観光のスポットとして知られます。
蓮謦寺は小江戸川越七福神(しちふくじん)めぐりの、第五番札所のお寺となり、七福神は「福禄寿神(ふくろくじゅしん)」が祀られ、秋の七草は「尾花(すすき)」です。
[ 蓮馨寺 本堂と桜 ]
本堂は祈願所(きがんじょ)に向かい右隣に位置します。本堂正面の上層には山号「狐篷山(こほうさん)」が記された扁額(へんがく)が掲げられ、歴史の重みが伺えます。
蓮馨寺 本堂と桜 人力車のある風景
[ 蓮馨寺 呑龍堂と桜 ]
正面 祈願所(きがんじょ)となる「呑龍堂(どんりゅうどう)」には、あらゆる願い事を叶えるといわれた呑龍上人(しょうにん)が祀(まつ)られ、普段は静かな境内も、休日ともなれば善男善女で賑わいます。
蓮馨寺 祈願所 桜のある風景
[ 蓮馨寺 鐘つき堂と桜 ]
境内にある「鐘つき堂(かねつきどう)」は、明治26年(1893)に発生した川越大火(かわごえたいか)の焼失を、奇跡的にまぬがれています。その銅鐘(どうしょう)は1.5メートルほどと大きく、市内最大を誇ります。
蓮馨寺 鐘つき堂と桜のある風景
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