[ 川越市 猩猩の山車 ]
人の波でごった返す、山車の端元(はもと)あたりは、屈強な男等によって守られます。
揃いの印半纏(しるしばんてん)の背中には、大きな文字で町名が染め抜かれます。日に焼けた、誇らしげな横顔で、職方(しょっかた)は額に汗して山車(だし)を操ります。
猩猩の山車を後方より眺める
幕の地色の赤は、猩猩(しょうじょう)の緋色(ひいろ)に、得たものかも知れません。
でも、この角度からでは、上部にかけられる、四方幕(しほうまく)の図案の内容が良く分かりません。とても残念です。
ちなみに記憶では、角を持つ獅子のような生き物が、刺繍されていたような気がします。
編集後記:
鉾の上の人形「猩猩」も、記録が存在しておりません。いずれ機会があれば、編集を充実させるために、トライさせていただきます。プッ!
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