|
|
[ 川越ゆかりの時代行列 ]
川越の時代行列(じだいぎょうれつ)では、提灯(ちょうちん)の後に先箱(さきばこ)が続きます。列の左右に一対で配置され、朱(しゅ)で葵(あおい)の紋が描かれていますが、これが金紋(きんもん)ともなると、江戸時代、限られた大名(だいみょう)にしか許されていなかったのです。この挟箱(はさみばこ)には、大名の着替えなどが納められます。大名行列などでは列の後方に、行列の最後という意味で、押え箱(おさえばこ)が一般的に配置されますが、川越の時代行列ではどうだったでしょうか、見過ごしました。
|