蔵造りの町「川越」にようこそ ご案内はわたくしノリックが… では ご一緒に。
[ 桜さんぽ 喜多院 書院より眺める 中庭の桜 ] 拝観者の気配が途絶えると、ほんの一瞬、書院(しょいん)からの眺めが開けて、風も止みました。 瞳を閉じて、心に映す景色を 念じていると、どこかで誰かの クシャミが聞こえます
。 喜多院(きたいん)は、かつての川越大火(かわごえたいか)によって、山門(さんもん)を残してほぼ全焼しています。 再建に際し、江戸城より別殿(べつでん)が移築され、当時、春日局(かすがのつぼね)が使用したとされることから、書院は「春日局化粧の間」とも呼ばれています。